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オタク見聞ロク

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やっぱセーラー、うーん。

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ずっと前図書館で読んだある本を書き写したもの。↓


—タキシード仮面は女に都合のいい男である

月野うさぎと地場衛は、ふだんは「うさこ」「まもちゃん」と呼び合っていちゃつき合う恋人同士である。
恋人が変身して戦闘モードにあるときは、彼もタキシード仮面に変身していることが多い。しかも彼は前世では、月の王女プリンセス・セレニティの恋人、すなわち地球の王子エンディミオンだった。つまり彼は平事、有事、前世のあらゆるモードにおいてうさぎのパートナーなのだ。なお、言うまでもないが彼は未来においてはうさぎの夫になり、さらにはちびうさの父になるという設定だ。
彼はチームの外に位置する協力者である。彼はセーラー戦士よりも一歩下がったチーム外の援助者としてむやみにしゃしゃり出ては来ない。が、彼女らが本当にピンチに陥ったときには、口にくわえた薔薇の花をシュボッと飛ばし、「そこまでだ、ジェダイド(敵の名前)」とかなんとかキザな台詞を決めつつ、颯爽と登場する。半面、彼はセーラームーンが十分に戦えるようにと、ちびうさの世話を引き受けたりもする。
男が一歩下がった協力者に徹している点が女の子の視聴者を意識した『セーラームーン』の賢さであり、その意味で彼をかつていなかった男のタイプとして評価する論者も多い。

衛=タキシード仮面は「女に都合のいい男」なのだ。月野うさぎにとっての地場衛は「理想の王子様」だろうが、衛の側に立って考えると腑に落ちない面は多々ある。
彼は男の友達がいない。彼は陰に日なたに恋人を支え、恋人を助けることのみを生き甲斐にしている。彼は大学2年生である。大学生の男が中学生のわがまま少女を将来の妻と見定め、なんでも言う通りにしてやるのである。こういう男は、世間はふつう「ロリコン」と呼ぶ。(近年では援助交際とも呼ぶ。)







ほんでみてこれ、
衛の傑作集。

リアルタイムでみてた時、よくこんなの糞真面目に毎週見てたな〜。と思った
けど全編みたいです。
セーラームーンきてます。

おわり
by musimaruyowkow | 2007-08-08 14:19 | オタクロク
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